02/12/2013(Day278 from Departure)
MexicoCity:Mexico
凄いものを見てしまった
この旅も終盤にきて今日、旅始まって以来の衝撃を受けた
本日午前中、カプチーナス修道院に向かった。見学の予約をするためだ
電話予約が必要なのだがスペイン語が話せないため直接行って
何とか予約を取り付けようというわけだ
しかし、本当はダメだけど丁度今シスターがおりますのでご案内できますよ
というような事を言ってくれたので、それでは。とお言葉に甘え中へ
中は写真撮影禁止なので又もネット画像を貼っておく
この写真自体はバラガンの写真集で何度も見たことがあったのだが訪れてみて、これは写真では殆ど重要な所を伝えられないと感じた
勿論文章でも書き表すことは無理だろう
それでも何か適当な言葉を探してみた
『無音の爆音』全く矛盾しているがチャペルに通された瞬間そんな印象を受けた
まさにガガーンという感じである
実際その場に立ってみて始めて感じることが出来る建築
建築だからこそ可能な感動があった
他の芸術や大自然では受けることの出来ない感覚
はしくれではあるけれど、この世界に携わっていて本当に良かったと思う
午後は先日予約しておいたバラガン邸へ向かった
内部はこれまた撮影禁止。
別に構わない、写真集がたくさん出ているので見たければそれを見ればいい
それよりも空間である。これはやはり現場でないと伝わらない
案内役の方がとても丁寧にバラガンが仕掛けたマジックのような仕掛けを
一つ一つ説明してくれた
昨日も書いたが、ここバラガン邸とその周辺は世界遺産に登録されている
僕たち建築士は平面の図面を常に3次元的に考えることが必要である
そして、優れた建築家は時間軸も含めて4次元的に検討することができるのだが
更に、それらを完全にコントロール出来る建築家が天才と呼ばれる
ルイス バラガンはその一人だと思う
朝飯 パン、コーヒー 24ペソ
地下鉄 6
メトロバス(デポジット含む) 25
修道院ドネーション 60
ポストカード 100
バラガン邸 200
昼飯 パン、ジュース 30
コーヒー 20
夕食 タコス 15
宿 150
合計630ペソ(5100JPY)
483,930